「小町踊り子隊、観光客に魅力発信 京都・舞鶴、来春デビュー」
2016.11.20 京都新聞
クルーズ船などで京都府舞鶴市を訪れる観光客らに街の魅力を発信しようと、創作舞踊グループ「舞鶴小町踊り子隊」がこのほど結成された。市内在住の学生や公務員、主婦らが参加し、来春のデビューに向けて準備を進めている。
地域経済の活性化と舞鶴の新たな観光資源づくりを目指して、府の京都地域力ビジネス推進委員を務める仲井玲子さん=舞鶴市上安=が中心になって立ち上げた。京都市内を拠点に国内外で活動するNPO法人・京小町踊り子隊が協力している。
舞鶴小町踊り子隊は、クルーズ船などで訪れた観光客を創作舞踊で歓迎する。依頼があればイベントなどにも出演することを検討している。
5日に初めての練習が同市伊佐津の西駅交流センターであり、10~70代の女性11人が集まった。京小町踊り子隊のメンバーによる扇子を使った優雅な舞の手本を見た後、指導を受けながら踊りを練習した。今後は月2回のペースで練習を重ねる。
また踊り子隊が着物をPRするのに合わせ、市内各所で簡易式の着物がレンタルできる場所も用意する予定。観光客に着物姿で散策や買い物を楽しんでもらうことを考えている。仲井さんは「市民全体で観光客のおもてなしをしたい」と話している。
メンバーは随時募集している。問い合わせは仲井さん携帯電話090(5642)0871。
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